注目の国家資格ハウスクリーニング技能士とは

注目の国家資格ハウスクリーニング技能士とは

皆さんは「ハウスクリーニング技能士」という資格をご存知ですか?ハウスクリーニングが企業だけでなく一般家庭でも普及し始めた近年、注目されている国家資格のひとつです。これからハウスクリーニング業者を起業しようと考えている人や、ハウスクリーニングを依頼しようと考えている人にとって、ハウスクリーニング技能士という資格はとても気になるものではないでしょうか。ハウスクリーニング技能士とはどのような資格なのか、どのような試験を受けるのかなど、ここではハウスクリーニング技能士について紹介します。

ハウスクリーニング技能士はまだ新しい資格

ハウスクリーニング技能士は、国家資格のひとつで公益社団法人ハウスクリーニング協会によって実施されています。平成22年に検定職種としてハウスクリーニングが認定されたのち、平成24年に厚生労働省より技能検定を行う指定試験期間として公益社団法人ハウスクリーニング協会が指定されました。まだ国家資格として認められてから年数は浅いですが、ハウスクリーニングが一般家庭に普及し始めたことで需要が増え、ここ数年でより注目度が上がっている資格のひとつです。一般家庭が一般家庭に普及した背景には、ネットの普及もひとつの要因だと考えられています。利用者は口コミや評判などをネットで調べ、ハウスクリーニング業者を選ぶことが多いです。この時にひとつのポイントとなるのがこのハウスクリーニング技能士となることから、受験者が年々増加しています。

学科と実技の2つの試験

ハウスクリーニング技能士は、学科試験と実技試験の2つの試験を受けます。学科試験は全50問で、6割以上の正解率が合格ラインです。実技試験は7つの課題が出されます。レンジフードの洗浄、ウール製ダイニングチェアのクリーニング、ステンレスシンクの汚れ落とし、ガスレンジや五徳の汚れ落とし、ビニールクロスの汚れ落とし、磁器タイルの汚れ落とし、フローリング床の補修から出題されます。実技も6割以上の得点を取ることが必須ですが、7つすべての課題で6割以上が条件なので、どれかひとつでも合格ラインを割ってしまうと不合格となってしまいます。また実技試験のそれぞれの課題には作業終了の標準時間が定められています。この標準時間内で作業を終わらせることが高得点を獲得するポイントとなります。標準時間のほかに打ち切り時間も定められており、打ち切り時間内に作業が完了しない場合には即失格となり不合格となります。

受験するには実務経験が必要

ハウスクリーニング技能士は誰でも受けることができる資格ではなく、3年以上の実務経験が必要です。ここで言う実務経験とは、正社員だけでなくパートやアルバイトとしてハウスクリーニング業に就き、概ね1週間で24時間以上の勤務をしていることを指します。毎年夏ごろに受験受付を開始し、秋ごろに学科と実技の試験を行います。合格発表は協会のホームページ上で行われます。試験実施会場は仙台会場・東京会場・大阪会場・福岡海上の4つです。受付時期や試験実施時期に関してはその年によって変わることもあるため、受験希望の場合はホームページをチェックしてみてください。