ハウスクリーニング技能士の試験内容を詳しく解説

ハウスクリーニング技能士の試験内容を詳しく解説

ハウスクリーニング技能士は、平成24年に国家検定として認められた新しい資格です。ハウスクリーニング業が一般家庭にも普及したことにより、ハウスクリーニングを行うスタッフに一定のサービスが提供ができることが求められるようになりました。そこで今注目されているのがハウスクリーニング技能士です。ハウスクリーニング技能士を取りたいと考えている人のために、今回はハウスクリーニング技能士の試験内容を詳しく解説します。

ハウスクリーニング技能士は学科試験と実技試験の2つ

ハウスクリーニング技能士の試験内容は、学科試験と実技試験の2つをパスする必要があります。学科試験・実技試験のどちらも60%以上の得点を獲得して合格となります。両方合格して初めてハウスクリーニング技能士の称号がもらえ、ハウスクリーニング技能士を取得したスタッフとして作業をすることが可能です。合格率は学科試験で70%ほど、実技試験で25%ほどで、全体の合格率は30%前後と言われており、決して簡単に取得できる資格ではないことがわかります。次ではそれぞれの試験内容について紹介します。

学科試験は全50問

学科試験では、ハウスクリーニングを行ううえで必要な知識が幅広く出題されます。問題は制限時間60分、全50問で五者択一、マークシート方式での出題となります。採点は加点方式で、満点中60%の得点獲得で学科試験は合格です。公益社団法人ハウスクリーニング協会のホームページ上では、過去に実施された学科試験の問題と解答を閲覧することが可能です。出題例としては次のとおりです。

住居環境の問題として、誤っている記述を選びなさい。

1.PM2.5

2.騒音

3.換気不良

4.赤水

5.ダニの発生

学科試験は毎年9月に、仙台会場・東京会場・大阪会場・福岡会場の全国4か所で実施されます。実施日は毎年変わりますので、申込時に確認しておきましょう。学科試験の手数料は8900円です。

実技試験は7つの課題

実技試験では7つの課題が出題されます。採点は減点方式で、各課題に配点された点数の60%以上を獲得して合格となります。すべての課題で60%以上の得点を獲得することが合格の条件で、どれかひとつでも落としてしまうと不合格となります。7つの課題は以下のとおりです。

レンジフードの洗浄・・・標準時間25分、打ち切り時間28分

ウール素材のダイニングチェアのクリーニング・・・標準時間10分、打ち切り時間13分

ステンレスの油汚れ落とし・・・標準時間10分、打ち切り時間13分

五徳の汚れ落とし・・・標準時間10分、打ち切り時間13分

ビニルクロスの汚れ落とし・・・標準時間8分、打ち切り時間11分

磁器タイルの汚れ落とし・・・標準時間8分、打ち切り時間11分

フローリング床の傷補修・・・標準時間10分、打ち切り時間13分

実技試験に関しては、どんなに仕上がりが良くても打ち切り時間を過ぎてしまうとその時点で不合格となってしまいます。汚れの程度は1年分を想定しており、汚れを取るのに適した資機材を選び作業をするということも大きなポイントとなっています。実技試験も学科試験と同じく全国4か所で10月ごろに実施されますが、日程に関しては開催場所によって異なります。実技試験の手数料は29900円です。