国家検定の称号「ハウスクリーニング技能士」ってどんな資格?

国家検定の称号「ハウスクリーニング技能士」ってどんな資格?

ハウスクリーニング技能士とは

「ハウスクリーニング技能士」とはハウスクリーニング技能検定試験の合格者に与えられる称号。技能検定にハウスクリーニングが新たな検定職種として追加されたのは平成22年。ハウスクリーニングに従事する人の技能が国家検定として認められるようになりました。ではこの「ハウスクリーニング技能士」をさまざまな角度から見てまいりましょう。

検定の実施機関

「公益社団法人ハウスクリーニング協会」が検定の実施機関として厚生労働省より指定されています。試験問題の作成、試験の実施を行っています。試験はこの協会が設定した4会場で行われます。

公益社団法人ハウスクリーニング協会とは

インテリアクリーニングの業務に関し、技術の開発、技能者の養成等を行い、その知識の普及向上を図り、公衆衛生の向上及び住居内の健全な環境の確保に資する事を目的として、厚生省の認可により昭和54年に設立されてから30有余年にわたり発展してきた協会です。

技能検定の等級区分

単一等級で学科試験と実技試験があります。

試験の内容

実技試験は課題が7つあり、レンジフード洗浄、ダイニングチェア(ウール素材)クリーニング、ステンレスの油汚れ落とし、五徳の汚れ落とし、ビニルクロスの汚れ落とし、磁器タイルの汚れ落とし、フローリング床の傷補修となっています。学科試験は五肢択一が50問です。

受験料

学科試験は8,900円、実技試験は29,900円。実技試験は薬剤や器材も使う関係なのでしょう、ちょっと高めですね。

難易度

実技試験、学科試験の各60%以上をクリアした受験生にのみ、技能士の称号が与えられる難関の検定試験です。ハウスクリーニングの需要も伸びている昨今、信頼度を上げる為と自分のモチベーションを得るために受験する職人さんも増加傾向にあるようです。現在は資格がなくてもハウスクリーニングの仕事をすることは可能ですが、資格をもっていることで事業にプラスになるのは間違いないでしょう。

技能士章

ハウスクリーニング技能試験に合格し、技能士になると、「技能士章」を発行してもらえるので、これをお客様に提示することで国家資格のハウスクリーニング技能士である証明になり、信頼を得ることができます。免許証のようなカードタイプになっており、写真付です。

技能士在籍認定証

ハウスクリーニング技能士が在籍する事業所に対し、正式に認定し消費者・従業員の信頼向上に役立てることのできる制度で、平成28年度からスタートしました。一口4,000円で認定期間は1年間。認定を受けると、認定証が授与され、ホームページ用バナーを使用することもできます。複数の事業所の場合、各店舗ごとに掲示する必要もあるため、一事業所につき複数の申し込みも可能。

ポータルサイト

「技のとびら」という技能検定制度のポータルサイトがあります。技能検定制度、技能検定実施職種、試験日程、内容、技能士の活用事例、技能競技大会などの情報を提供しています。関係イベントも全国各地のものが紹介されています。現代の名工展、技能五輪全国大会、栃木県ものづくり体験コーナー、日本伝統文化祭、しごとチャレンジフェスタ等々。ハウスクリーンングだけでなくすべての技能に関する情報がここには載っています。「技能士きらり!」のコーナーでは技能士の仕事と人間ドラマを紹介しています。あなたもいつかここに載る日が来るかも知れませんね。