ハウスクリーニング時に気を付けたい害虫 PART1

ハウスクリーニング時に気を付けたい害虫 PART1

ハウスクリーニングでは、害虫駆除という分野があります。家ではゴキブリやネズミなどの害虫がでることがあります。具体的にどのような害虫がいるのか、いくつか挙げてみました。

まずは、ムカデ」です。ムカデは、良く間違えられるヤスデとは異なり、1つの体節には1対の脚しかないのが特徴です。多くの体節をもち、漢字で「百足」と書くように脚の数が多く、15,30,170対など種類により様々です。昼間は屋外の草むら、石垣の中、落ち葉、石、植木鉢の下などにひそみ、夜になると餌を求めて屋内に侵入することがあります。肉食性で小さな昆虫やクモ、ミミズなどを食べます。ムカデは攻撃性が強く、接触した瞬間に牙で咬みつき咬まれると毒が出て咬まれた場所に炎症を起こします。また、生命力が強く、頭部だけちぎられた状態でもしばらく生きていることがあり、死んでいるようでも絶対に素手では触らないようにしなければなりません。

次は白アリ」です。シロアリは、白いアリという名前が付いていますが、実はアリとは食性も生態も全く異なり、意外かもしれませんが、どちらかというとゴキブリの仲間になります。アリは女王を中心とした社会性昆虫ですが、シロアリは女王と王のペアを中心とした社会性昆虫です。卵から幼虫を経てほとんどのアリは働きアリとなりますが、一部は頭部が発達した兵アリとなります。コロニーがある程度大きくなるとニンフという階級のアリが生まれ、やがて羽アリとなって一斉に飛び立つことになります。飛び立った羽アリは着地すると羽を落とし、雄と雌が新たにカップルとなり新しいコロニーを作ります。日本には22種類のシロアリが生息していますが、大半のシロアリは土壌改良に重要な役割を果たしている益虫です。家屋に被害を及ぼすシロアリは5種類で、その中でもヤマトシロアリとイエシロアリが主なもので、特にヤマトシロアリが8~9割を占めています。

最後は、ハエ」です。通常、ハエは羽化後4~5日してから産卵を開始し、1回に50~150個の卵を産みます。卵は乳白色・長楕円形で1日足らずで孵化します。幼虫の発育は早くて約1週間で成熟し、乾いた場所に移ってさなぎになります。さなぎの期間は4~5日なので、卵から成虫まで2週間足らずです。エバエは、人が生活している環境にだけ生息するため自然環境ではほとんど存在しません。家屋内に好んで侵入し、台所や居間、トイレなどで多く見られます。クロバエは糞を食べるものが多く、ニクバエは肉食性で、動物の死体や糞、トイレから発生し、蛾の幼虫やカエル、鳥のひななどに寄生する種類もあります。