ハウスクリーニングの原状回復とは何か

ハウスクリーニングの原状回復とは何か

ハウスクリーニングを退去する時に、原状回復と言う言葉を目にします。

ハウスクリーニングで決められている原状回復のルールとはどのような意味なのか。意味を正しく知ることが大切です。

原状回復の意味を調べていきます。

ハウスクリーニングの原状回復とは

賃貸借契約書には、ハウスクリーニングの費用は、借主が負担すると明記しているものがほとんどです。

国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で、基本的に「貸主が負担するのが妥当」と明記されている為に、基本的には、借主負担になっています。

契約書をきちんと読んで契約しないと、退去時に敷金が戻ってこないとトラブルになってしまいます。

入居者の負担になるもの

①カーペットなどに、飲み物などをこぼした時に、きちんと後始末をしなかった為にできてしまったシミやカビ

②冷蔵庫下のサビをそのまま放置して、床を汚してしまった場合

③雨が吹き込んだままにしていた為にフローリングが色あせしてしまった

④日常の清掃を怠ったためにできた台所の油汚れやガスコンロや換気扇の油汚れや風呂、トイレ、洗面台の水垢やカビ等

⑤結露を放置していた為に、被害が大きくなってしまったカビやシミ、クーラーからの水漏れを放置したために壁が腐食しまっている時

⑥喫煙のヤニなどで、クロスが変色してしまったり、タバコの臭いが着いてしまった場合クロスの張替えをしないと行けなくなります。

⑦壁等に開けた穴が大きすぎる時

⑧ペットの臭いなどは、借主の責任です。

以上の事は、借主の責任でハウスクリーニングで原状回復までやらなければなりません。

貸主の負担になるもの

①特に破損していない畳の裏返しや表替えは次入居する人の為に行います。

②フローリングのワックスがけ

③家具の設置していた場所の床やカーペットのへこみ、畳の変色、フローリングの色落ち
テレビや冷蔵庫等の後部壁面の電気ヤケ

④壁に貼ったポスターなどの跡・壁等の画鋲、ピン等の穴・エアコンの設置による壁のビス穴やエアコン跡

⑤日照などによるクロスの日焼けや網戸の張替えなど。自然災害などで破損したガラスなどは借主の責任になります。

鍵などは、破損や紛失がない時は貸主負担が基本ですが、契約書などに「退去時負担にする」という特約があると借主の負担になります。

退去時のクリーニングの相場

次の入居者を確保するために、ハウスクリーニングをする必要があります。

通常使っていて、損耗又は消耗するような汚れは賃貸人が負担することになります。「通常損耗」などと呼ばれます。

ワンルームで一人暮らしの場合、ハウスクリーニングの費用の相場は地域によっても部屋の汚れ具合や広さによっても異なりますが、2万円~3万円が相場と言えます。

・2LDK30,000~70,000円
・3LDK50,000~85,000円
・4LDK70,000~100,000円

同じ間取りでも、専有面積が広ければ広いほど高くなり、汚れがひどければ高くなってしまいます。

常に汚れを溜めないですぐに掃除をするように習慣づけるようにしましょう。

入居の期間が長い方が、退去時に支払う修繕費用が安くなります。時間が経つと設備は古くなって行くので、価値が下がります。修繕にかかる費用も下がってきます。